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薄毛は大阪の薄毛・抜け毛専門の鍼灸治療院 レメディ | シャンプーで気をつけること

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大阪府豊中市本町1丁目13−29 竹の回廊ビル 2階
(阪急電鉄 宝塚線 豊中駅 南改札口から徒歩4分)

シャンプーする時に、気を付けること

効果的なシャンプーの仕方や選び方

BE CAREFUL

髪のお悩み解消を目指すには、頭皮の状態を健康に保つことが欠かせませんが、中でもシャンプーは、ご自身で気軽にできるお手入れ方法の一つです。一方で、手順を間違うと頭皮や髪の毛にダメージが蓄積してしまい、フケやかゆみの原因になってしまうこともあるため、髪を洗う時に気をつけるポイントや、目的や肌質に合ったシャンプーの選び方などをご紹介しております。

シャンプーについて

大阪府豊中市の薄毛治療院 レメディ (Remedy) 代表の竹口です。
ここでは、薄毛でお悩みの方に、シャンプーの方法、シャンプー選び方、育毛シャンプーで薄毛が改善できるか?など、詳しく解説していきます。

シャンプーする時に気を付けること

薄毛でお悩みの方が、シャンプーの手順を間違うと、知らず知らずのうちに頭皮や髪の毛を痛めてしまう事もあります。シャンプーするときに気お付けたいポイントを実践して、健やかな髪の毛を育てましょう!

洗髪は1日1回、夜の入浴時に洗髪するのが基本です。よほど髪が汚れて洗わなければいけない場合には、お湯などで洗い流すだけで十分。洗髪する前には充分なすすぎとブラッシングを行います。

シャンプーの順番
1. ブラッシングで髪どおりをよくする
2. 髪をたっぷりのお湯で濡らして、時間をかけてすすぐと、汚れの7割程度はとれます
3. シャンプーを使って前洗いをします/指の五指の腹を使って円を書くように優しく洗いましょう。
注意点:力を入れてゴシゴシあらわない。爪を立てて洗わない。頭皮や頭皮下の毛細血管を傷つける可能性があるため。
4. シャンプーを洗い流す
5. 汚れ具合をみて必要なら2回目のシャンプーを行う
6. 洗髪が終わったら、シャンプー剤が頭皮に残らないよう時間を掛けてしっかり濯ぐ
7. タオルドライ。タオルを軽く頭髪に押し当てて乾かす/ごしごし強く拭かない
8. 充分に水気が切れたところでブラッシング/ドライヤーの前にブラッシングをすることで、風通りがよくなり乾くのが早くなる
9. ドライヤーでしっかり髪と頭皮まで乾かす/頭皮が濡れていると髪や毛根が弱りやい。
10. 育毛剤を使う方はここで育毛剤を散布

毎日洗う方が健康

どんなに洗っても、洗髪直後でも脂質は20%ほど残っています。6時間後で80%、24時間後で100%に戻ってしまうので、現代の皮膚化学では、毎日洗うほうが健康だと言う事になっています。むかしは頻繁に洗髪しなかったようですが、食生活と就寝と睡眠時間などの生活習慣の違いから、頭皮環境が変わったからだと考えられています。洗髪をひんぱんにし過ぎれば髪の毛は傷みますが、直接脱毛とは関係はありません。1日1回、もしくは2回洗髪をするのは良いが、爪を立てて頭を洗っているとフケが増えてしまいます。さらにフケをとろうとしてよけいに爪を立てて洗うと、結果的には新たのフケを生みだす。物理的な刺激を受けた頭皮の表皮細胞は、皮膚を修復するために分裂、増殖しフケとなって再び落ちます。このことからも、頭皮をこすって洗うのではなく、指をあてたままやさしく頭皮ごと動かすように洗うことが大切なのです。

皮脂を取り過ぎるとかえって脂っぽくなる?

「薄毛は皮質が原因」といわれていますが、皮脂は過剰に落としすぎると身体はそれを補うために一層皮脂を分泌し、逆に過剰な皮脂分泌の原因になります。また、髪の毛や頭皮にとっては必要なバリアまで除去されてしまうので、保湿もされず頭皮はどんどん弱々し、髪も育ちにくい環境になります。ヘッドスパや、強いマッサージ(皮脂を取り除くことを目的とした)も、かえって薄毛を悪化させる危険があります。見かけが脂ぎるほど出る皮脂は、皮脂を取り去るからではなく、完全に食生活の乱れ(炭水化物のとりすぎや脂っぽい食事)やストレスやビタミンB6不足によるものです。

毛根周辺の赤み

毛根周辺が赤くなっているのは、摩擦などの刺激を受けて軽い炎症を起こしているから赤みを帯びているだけです。決して血行が良くなったわけではありません。

プレトリートメント

オイルケアはなぜ必要か?

プレトリートメントとは洗髪前に、ホホバオイルやクレンジングオイルを頭皮に塗布し、毛穴につまった古い脂や汚れを浮き出させます。頭皮を脱脂しすぎないようにする目的もあります。シャンプーに含まれる界面活性剤は水と油を乳化させる目的のもので、少しの皮脂分泌だとシャンプーでも落ちますが、実際には毛穴に詰まった皮脂は十分にとれていません。とれていない場合、何回も洗髪を繰り返すという方法(あまりお勧めできません)もありますが、毛穴内部の汚れや皮脂は落ちにくく、マッサージなどの物理的な摩擦を加えないと落ちません。仮に何回もシャンプーを使って洗髪すると、頭皮表面や髪の毛などの脂汚れは落ちますが、新しい髪の毛は引き抜かれ、頭皮は脱脂されてカサカサになってしまいます。シャンプーを何回もおこなった方や、強力なクレンジング剤を使った方の頭皮は、細かく角質が剥がれた状態になっています。髪の毛は皮膚が変化してできるものですから、これでは健康な頭皮とはいえません。

そこで、洗髪前の頭皮にオイルをもみ込んで、油で脂を浮かせて汚れを落とします。洗髪前のひと手間をかけることで、頭皮の清潔が保てます。頭皮はとても汚れやすく、細菌も付着もしやすいことから、かゆみやフケといった頭皮のトラブルが発生します。この頭皮トラブルは、雑菌やカビなどがが繁殖して起こっている可能性が高いので、毛穴も含めた頭皮を清潔に保つことが、育毛およびスカルプケアの基本となります。毛穴に詰まった汚れや皮脂は育毛剤の浸透も妨げます。この育毛剤が毛穴の奥の毛乳頭や毛母細胞に届きにくくなると、育毛効果自体が期待できなくなります。

プレトリートメントで使うホホバオイルやクレンジングオイルは、皮脂とお互いによく混ざり合うアブラ同士なので、毛穴内部の過剰な皮脂を、オイルで溶かしてシャンプーで乳化することで、落としやすくすることができます。皮脂の分泌の多い人やベタつきを感じる人、完璧を望む人は直接頭皮に塗り込み、皮脂が少ない人は、シャンプー剤に混ぜ込んで使用してください。よく精製されていて調整されたホホバオイルやシャンプーであれば、泡立ちには影響はなく、皮膚表面はシットリしてカサカサにならない上に、毛穴はきれいになりますので、育毛剤の吸収は高まります。

シャンプーの選び方

シャンプーは、ヒンディー語のチャンプルーが語源と言われています。オイルを使って頭部のマッサージをして血行を良くし、体調を整え、健康に役立てるマッサージの技術という意味があり、本来髪を洗う技術よりも頭(頭皮)を洗う技術だったようです。

シャンプー選び

シャンプー選びは、頭皮に合うか合わないかがもっとも重要で、洗髪後に乾燥しすぎない、脂っぽくなりすぎないことが基準となります。シャンプーが頭皮に負担を掛けている時には、洗髪後に、かゆみが出たりフケがいつもより多く出たりしますので、シャンプーを変えた場合には頭皮をチェックするようにしましょう。毎日シャンプーする人が、最近は多いので、全体的に頭皮が乾燥している人が増えています。洗髪をしたあとも、潤いは残しておきたいので、洗浄力が強いだけではなく、肌と同じでつっぱらないぐらいのものを選びましょう。

皮膚は、身体の毒素を汗と一緒に排出すのを利用して、体温調整もしています。また、有害物質を身体の中に入れないという、とっても大切な器官です。洗髪の際にシャンプー剤の中に入っている防腐剤などが体内に入るのでは?心配される方もおられますが、これらの添加物が頭皮から身体の中にしみこむことはありません。シャンプーに大量の植物などのエキス(セージ・カミツレなど)が入っていますが、すぐに洗い流されてしまうので、どれ程効果はあるのかは検証が必要です。

シャンプー選びの基本は弱酸性

健康な髪や頭皮は微酸性から弱酸性の状態で、シャンプー剤もPH値が約4.5〜6.0の弱酸性タイプがお勧めです。弱酸性の状態のときには、髪の毛のツヤもあり強度も高く、頭皮も健康な状態です。使用の目的によっても違いますが、シャンプー剤選択の第一条件は弱酸性のものから選ぶとよいでしょう。
(PH:酸性・アルカリ性などを示すときに用いる。7を中性、0から7までを酸性、7から14までをアルカリ性という。水素イオンの濃度を記す指数)

アミノ酸系シャンプー

低刺激で洗浄力がマイルドな洗剤として、以前から弱酸性洗浄剤がありますが、これはもともと肌用でした。花王のビオレシリーズがその先駆けですが、このシリーズに含まれているモニアレキルリン酸エステルナトリウムや、スルホコハク酸系と呼ばれる界面活性剤などが、現在も洗顔剤やボディーシャンプーに使われています。アミノ酸系洗浄剤も、この弱酸性洗浄剤のひとつで、洗顔料などの成分として用いられています。リンス効果もあるためシャンプーにも多く使用されています。アミノ酸系シャンプーは、刺激が少なく、洗った後の髪の指通りがなめらかです。副次的に、シャンプーを行う美容師さんの手荒れが治まったということからも、頭皮や肌にはやさしい成分てあると考えられます。

安いシャンプーは髪の毛に悪影響?

シャンプーの成分は製品ごとに異なりますが、安いシャンプーが髪に悪いというのはありません。一般的にはシャンプー剤と脱毛には、関連性はないと言われています。洗髪の目的は、すでに頭に生えている髪の毛と頭皮を洗うことです。髪の毛を作る毛包部分ですが、頭髪から数ミリ内側に入った毛包までシャンプーの成分は届きません。シャンプーが安く素材が悪くても、直接抜け毛に関連することはありません。ということで、抜け毛対策として高いシャンプーを買うのは、あまり意味がない事になります。ただし、すでにできあがった髪の毛は、洗い過ぎると傷み、皮脂はそぎとられ、水分保持も悪くなります。また、乾かすときドライヤーをあてながらブラッシングすれば、キューティクルも傷みます。この傷みを解消するために高級シャンプーには、ブラッシングするときの摩擦を減らす保護成分を入れて、表面をなめらかにしています。

シリコン配合シャンプー

シリコン配合のシャンプーですが、シリコン(シリコーン)は数あるコーティング剤の1つで、髪の毛や頭皮のバリア成分を含み、髪の毛のパサつきや乾燥をおさえるために入っています。シリコンがたっぷり含まれていると、髪にワックスがかかったようになるので、ツヤツヤで手触りが抜群によくなります。安価で強い洗浄力のある成分を配合するシャンプー剤ほど、シリコンが大量に入っています。問題なのは、髪の毛だけがコーティングされるのではなく、洗髪と同時に頭皮もコーティングされてしまい、頭皮にシリコンの膜が張ったようになることで、皮膚の新陳代謝が悪くなることです。頭皮が呼吸できず皮膚がボロボロになって、長く使うと髪の毛もボロボロになる可能性もあります。そのため、このシリコンの洗い残しが、髪を傷める原因になっています。シリコンが入っていなくても、ほかのコーティング剤が入っている製品も販売されています。しっかりと洗い流すことが出来れば、どのようなシャンプーを使っても問題はおこりません。

シャンプーの回数

一般に20歳前半は男性ホルモンの働きも活発で皮脂量も多いため、シャンプーを1日に2回行っても洗いすぎとはいえないような人もいます。しかし、頭皮が乾燥している人や、皮脂量が男性よりも少ない女性の場合は、頭皮のチェックもしないで習慣的に朝と夜の2回洗髪すると、フケやかゆみがでる場合があります。
シャンプーをすると頭皮表面の角質細胞を剥がすることか、ら育毛剤は吸収されやすくなりますが、色々なバリア機能が低下し、かえって頭皮環境を悪化させてしまいます。皮脂は本来、皮膚表面をなめらかにし、乾燥から皮膚をまもるために分泌されており、健康な皮膚をまもるためにはなくてはならないものです。皮脂の分泌量が少なかったり、洗い過ぎにより皮脂が減ると、頭皮がカサついたりザラついたりします。特に冬場には、乾燥し過ぎて肌荒れがおこり、外側からの刺激に対して敏感になって炎症が起こる可能性があります。

逆に分泌量が多すぎると毛穴がふさがれ、ベタつきにより汚れが付着により、炎症やニキビの原因にもなります。育毛剤を使用している場合には、一般的に育毛剤はアルコール+水であることから、皮脂のように脂っぽいものとはなじみにくく、吸収をさまたげてしまいます。

皮脂の分泌物の中には刺激の強い脂肪酸や過酸化脂質酸が含まれていて脂漏性皮膚炎などのトラブルを起こしたり、皮脂そのものが微生物の栄養源となって、常在菌として働いていた微生物が、異常に繁殖してトラブルの原因になってしまうこともあります。皮脂の分泌が異常に多ければシャンプーを朝晩2回行ってもよい場合もありますが、皮脂はたえず分泌されているわけではなく、ある量に達すると一時休止し、また皮脂腺内に溜まると活動を開始します。皮脂をとると言う意味では、1日に数回洗髪しても、あまり効果がないので、1日1回、時間のあるときに正しく洗うことが重要です。

汗をかいて乾燥から頭皮を守る

シャンプーを毎日する人は、頭皮を乾燥させないことも大切です。脂を適度に出すことが必要になってきますが、そのためには軽く汗を流せる運動がお勧め。脂は、水(汗)といっしょに出てきます。身体を動かすと肌ツヤがよくなるのは、体が乾燥していない証拠です。顔が乾燥しているなと思ったら、頭皮も乾燥しています。肌の手入れとあわせてケアを。

石けんで髪を洗うのは正解?

石けんは大きく分けて2種類あります。
・白っぽい浴用石けんのような脂肪酸ナトリウムタイプ
・透明な液体や固体の脂肪酸カリウムタイプ
シャンプーに用いるのは脂肪酸カリウムの方で、昔は理美容室でもこのカリ石けんシャンプーを水に溶いて使っていましたが、アルカリ性のためと金属石けん(石けんカス)ができるため、仕上がりの感触はギスギスしてよくないものでした。石けんシャンプーというのは天然ヤシ油、牛脂、水酸化カリウムなどが配合されているもので、泡の感触はしっとり重い感じがします。石けんとシャンプー剤の両方を試してみて、自分の目的、頭皮や髪の状態にあっていたらどちらを使ってもよいですし、単に洗浄を目的とするのであれば、石けんで洗い、酢なそでリンスをしてもよいでしょう。ただし、育毛を目的とするにであれば、頭皮や髪を引き抜いたり、髪を傷めてしまうことがあるので、手の中で泡立ててから髪につけるようにしてください。

育毛シャンプーで髪は生えるか?

育毛シャンプーの役目は、フケやかゆみや汚れなどで頭皮が炎症を起こし、毛根にダメージや頭皮が硬くなる事を防ぐ、また、血行不良等を防ぎ新陳代謝を促進することです。育毛シャンプーの成分が、湿布薬やニコチンパッチと同じように頭皮から吸収(経皮吸収)されて、頭皮環境を整えるもので、シャンプーで髪の毛が生えるという記載はありません。育毛シャンプーには有効成分の記載はありますが、医学的に効能が認められた成分は、ほとんど入っていないので、基本的にシャンプーだけで発毛効果は期待できません。法律的にも、シャンプーで髪の毛が生えたと断言した場合は、薬機法違反となり罰せられます。

育毛シャンプーでノンシリコンはあたり前

ツヤのある綺麗な髪の毛は、キューティクルに守られています。キューティクルはウロコ状になっており、摩擦や紫外線から髪の毛の中心を保護しています。このキューティクルが剥がれると、髪にツヤがなくなり髪の毛の中心がダメージを受け、ひどければ切れてしまいます。シリコンは剥がれたキューティクルの変わりに、シリコン成分でさらさらのツヤを演出します。

しかしこのシリコンは日々しっかり洗浄力の強い成分で落とさないとどんどん蓄積され、かえって髪がガサガサになってしまいます。育毛には、髪の毛や頭皮の健康自体を取り戻すシャンプーのほうが良いので、シリコンのような人口的な成分に依存するシャンプーはあまりお勧めできません。人の肌は約4.5〜6.0のPHで弱酸性です。PHが高いと乾燥肌になるので、本来はPH4. 5~6以内のシャンプーを使うのが理想的ですが、そうなると洗浄力が弱くなってしまうのが難しいところです(頭皮には良いが洗浄力が弱い)。

育毛シャンプーの表示

無添加
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(旧薬事法)には、どんな成分が無添加なのか、表示する定めがありません。製造会社の自社規定で無添加とうたっている場合もあります。

香料
天然成分から抽出されている成分ならば問題ありません。香り(におい)には、精神的にリラックスさせるなどのプラス効果があります。

防腐剤
防腐剤は、菌の繁殖を抑えることで製品の劣化を防ぐ成分です。雑菌を殺し繁殖させないという効果はありますが、皮膚表面の常在菌まで抑制してしもうので、頭皮環境のアンバランスを引き起こし、かゆみや炎症を起こす可能性もあります。実際に、肌が敏感な方の中には、防腐剤でアレルギー反応を起こす人もおられます。

育毛には絶対に使ってはいけない成分

AES系成分
AES系成分が頭皮に付着すると、頭皮のタンパク質を煮た状態にし、毛穴が潰れてしまいます。これらの成分は薄毛を加速化させる原因にもなりますので、使用厳禁です。食器洗剤や洗濯洗剤、ボディーソープで毎日髪や頭皮を洗っているようなものなので、この成分は育毛でお悩みの方は、絶対に使ってはいけません。

AES系成分名
・ラウレル硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウリル硫酸アンモニウム
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
・スルホン酸ナトリウム

薬用シャンプー

薬用シャンプーは、フケやかゆみを抑え健やかな頭皮めざす目的のもので、一般的には育毛成分は配合されていません(薬用=育毛ではない)。なかには、環境ホルモン、発癌性などの危険性が指摘されているようなものもあります。シャンプー剤は、使用したあとすぐに洗い流すものなので、どこまで効果があるのか検証が必要です。環境ホルモンと脱毛の関連性などは明らかにされていませんが、すすぎを十分に行いましょう。

シャンプーの成分

界面活性剤

一般的に、シャンプーには合成活面活性剤や防腐剤が多く使用されています。この合成活面活性剤は頭皮への刺激が強いために、頭皮トラブルを引き起こし抜け毛の原因にもなります。界面活性剤は、脂分を含んだ汚れを、水に溶けやすくすることで髪の毛や頭皮から引きはがします。市販されているシャンプーは、3つの界面活性剤のタイプに分けられます。

アミノ酸からつくられる界面活性剤
低刺激のため洗浄力が弱いので、しっかりとよく洗わなければなりませんが、頭皮への負担が少なく、頭皮が乾燥気味の人や肌がデリケートな人に向いています。

石鹸の原料をベースとした界面活性剤
頭皮への刺激は少なく、洗浄力が強いシャンプー剤です。皮脂を取りすぎてしまうので、洗髪後にパサついたり、きしんでしまう人は、トリートメント剤で油分を補う必要があります。

鉱物油や動植物油脂などから作られる界面活性剤
市販のシャンプーでもっとも多い界面活性剤。洗浄力は高いですが、頭皮や髪への刺激は強いので、肌の弱い人には不向きです。合成界面活性剤は種類が多く、どんな洗浄剤を使っているかでシャンプーの質が決まるといえます。

育毛には不向きな成分

・ウラレス硫酸
・ウラルル硫酸等
・硫酸
高級アルコール系界面活性剤と呼ばれていて、石油原料から製造された強い洗浄力をもつ成分です。頭皮だけではなく身体にもよくないと言われています。ウラレス、ウラリル系の成分は合成でできた化学成分で、安価なため、昔からシャンプーに使用されています。この~硫酸という成分は脱脂力が非常に強いため、頭皮や髪の皮脂を必要以上に取り去ってしまう性質があり、洗髪後、頭皮や髪の毛の脂分が足りなくなります。

ウラレス硫酸ナトリウム
市販シャンプー成分の代名詞ともいえる洗浄剤で、刺激性は高い。別名:ポリオキシエチレンウラリルエーテル硫酸ナトリウム(ポリオキシエチレンラウリル硫酸塩)。台所洗剤の主成分。アルキルエーテル硫酸エステルナトリウムと表記されていることもあります。

パレス3硫酸ナトリウム
洗浄力、刺激力ともに強い洗浄剤。性質としては、ラウレス硫酸ナトリウムにかなり近い成分。

アルキルスルホン酸ナトリウム
SASと略称される。石油由来の合成界面活性剤。洗濯洗剤などによく使用されていて、洗浄力・刺激性ともに強く、石油原料であることから毒性も強い。

オレフィンスルホン酸ナトリウム
合成界面活性剤。石油原料の合成界面活性剤。刺激性かなり強い。

頭皮改善に向いている成分

ホコハク酸パレス2ナトリウム
コハク酸を使用した弱酸性洗浄剤。一般に弱酸性洗浄剤は肌のPHに近いためアルカリ系の洗浄剤よりも刺激が少ないとされ、洗顔料などデリケートな部分用によく使われる。

ウラレス3酢酸ナトリウム
合成界面活性剤のなかでは比較的肌への作用が穏やかといわれているもの。
(ちなみに、ウラレス硫酸ナトリウムという、広く使われている指定成分の洗浄剤と名前が似ているが、まったく別物。酢酸と硫酸では性質が大きく異なる。一般に硫酸を含んだ洗浄成分は脱脂力・刺激性が強いので、肌の弱い人は特に気をつけなければならない)。

アミノ酸系洗浄剤
・ココイルグルタミン酸TEA(グルタミン酸を使用したアミノ酸洗浄剤の代表格)
・ウラロイルメチルアラニンナトリウム

ベタイン系洗浄剤
ベタイン系と呼ばれる洗浄剤も低刺激であり、アミノ酸系と合わせてシャンプーにはよく用いられる。
・ラウラミドプロピルペタイン
・コカミドプロピルベタイン
・ラウリルベタイン

ラウラミドDEA
非イオン系と呼ばれる界面活性剤。洗浄力は弱く、発泡力を高める洗浄助剤として用いられる。

頭皮用化粧品と薄毛・抜け毛の関係

頭皮や髪の毛には、生活をしている上で、皮脂腺から分泌される皮脂や汗、角層の剥離によるフケ、ほこり、微生物、そして化粧品などの汚れが付着します。これらの色々な汚れは、頭皮の常在菌によって分解されて刺激物質をつくり、頭皮を刺激して、かゆみやフケなどを発生させます。また、紫外線により、皮脂の中にあるスクワレンが過酸化皮脂を生じて、皮膚を刺激することもあります。このような汚れや刺激物を頭皮や髪の毛から洗い流し、清潔に保つことは、ヘアケアにおいて非常に重要です。

頭皮用化粧品

髪用化粧品には、洗髪用、スタイリング用、トリートメント用、カラー用、育毛用、パーマネント用などがあり、合成界面活性剤が含まれています。合成界面活性剤は、髪のキューティクルのたんぱく質を溶かす作用があり、角質が溶けると、髪の毛はパサパサになってしまいます。頭皮の脂質を排除し、頭皮の健康やバリア機能も失わせ、毛根も傷めます。毎日、繰り返し合成シャンプーを使っている人は、洗髪回数が多い人ほど薄毛になりやすくなります。合成シャンプーで傷んだ髪の毛に、コンディショナーやトリートメントを使うと、髪の毛はくし手触りもよく、さらさらになってように見えます。

合成界面活性剤は育毛剤の薬剤の頭皮への浸透剤にもなっていて、使い続ければ、頭皮のバリア機能が弱まり、毒性のあるヘアカラー剤が頭皮に浸透しやすくなります。シャンプー剤やトリートメント剤、育毛剤などの頭皮用化粧品を選ぶ際には、使用前に含まれている成分を確認し、ご自分の頭皮や髪の毛にあっている製品をご使用ください。

トリートメント

コーティング剤が入っているトリートメントです。トリートメントの役割は、髪の毛が乾燥しないために保護するものです。トリートメント剤は、トリートメント、リンス、ヘアパックなど、名前は違っても、入っている成分は基本的に同じです。特に使い分ける必要はないので、クリーム状のもの、ジェル状のものなど好みで選んでも問題ありません。ただし、シャンプー同様、よく洗い流してください。

シャンプーとトリートメントは、基本的に夜行うのがお勧めです。1日のホコリや脂を落とし、高温多湿の浴場でのヘッドマッサージや頭皮のツボ押しなどを一緒に行うと、育毛効果が高まります。朝の洗髪は寝ていた時の汗をとるくらいなら良いでしょう。

パーマ・ヘアカラー

ヘアカラー剤には、ジアミンやアルカリ剤が含まれていて、地肌に触れるとピリピリした痛みが発生したり、髪の毛が荒れることがあり、状況によっては、脱毛を誘発させやすくします。髪の毛や頭皮に影響を与えるパーマもヘアカラーも、基本的には髪の毛と地肌にダメージを与えてしまうため、本当は行わないほうが良いのです。パーマは、髪の長い繊維状にまとまったタンパク質を1度チオグリコール酸という薬剤で切って、くせをつけて、再度ねじれた状態で別の薬剤で統合させます。パーマ液は、髪の毛の表面を覆うキューティクルをはがして、髪の毛の内側まで浸透させて刺激を加えるので、髪の毛に与えるダメージは非常に大きくなります。かけるなら、2か月に1回程度、なるべく間をあけるようにしましょう。

女性の場合、パーマは、月経後にかけるとよいとされています。これは、女性は女性ホルモンの影響で、月経の周期によって髪の状態が違うためです。月経後は、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が増加していて、肌や頭皮の水分量、皮脂量のバランスが整っているので、パーマやカラーリングなどの刺激にも耐えられる状態だからです。

カラーリング・白髪染め

カラー剤には、主に3種類あります。

永久染毛剤

いわゆるヘアカラーです。色持ちがよく、一般的によく使用されているものです。これは、髪の毛のメラニンを1度脱色して、髪の毛の内側に染料の成分を浸透させるので、ダメージは大きいです。基本的に、塩素系の薬剤にトリートメント剤を入れただけのもので、塩素系のブリーチの成分自体が髪を傷める原因となります。白髪染め剤は、髪の毛にメラニン色素が入っていない状態のため、染料が浸透しやすく脱色させるブリーチ力も低いので、カラー剤のような大きなダメージはありません。しかし、明るい白髪染めタイプはブリーチ力が強いので、出来るだけ黒く染まるタイプのものを使用しましょう。

ヘアカラーと白髪染めでは、髪の毛の色を濃くするか薄くするかで、発色させる成分の量や配合が違ってきます。ヘアカラーをした直後は、髪の毛が弱酸性からアルカリ性に変わっていて、より傷みやすい状態になっていますので、ヘアカラー液を十分に洗い流して、シャンプーでやさしく洗い、その後トリートメント剤を使いましょう。

半永久染毛剤
ヘアマニュキアやカラーリングです。半永久染毛剤は、髪の表面に浸透して、髪のタンパク質と結合して染料を定着させる酸性のものです。色持ちがは2〜3週間くらいですが、髪への負担はヘアカラーに比べるとかなり少なくなります。数本程度出てきた白髪を染るだけならばお勧めです。

半永久染毛剤

一時的にスプレーなどで髪の表面に染料を付着させます。髪の内部には浸透しないので、雨や汗、シャンプーですぐに落ちてしまいますが、髪へのダメージはありません。生え際や部分的に使う白髪隠しは、ほとんどがこの一時染毛剤です。

これら、3種類のカラー剤は、髪の毛のダメージを考えながら、使い分けましょう。パーマとカラーリングを同時に行うと、髪の毛へのダメージが大きいので、理想はそれぞれを2か月以上、最低でも2週間以上は間を空けましょう。


薄毛・抜け毛でお困りなら

レメディ代表の竹口公雄です

あなたのお悩みを解決します!​

私たちは、『髪の毛の専門家』です。
あなたの今抱える髪の毛のお悩みを改善する事はもちろん、あなたがより健康でイキイキと笑顔で生活できるようにサポートする事が、私たちの使命です。
もしあなたが、髪の毛や頭皮の専門ではない治療院やサロンで施術を受ければ、
・一時的に髪の毛のお悩みが改善しても持続せず、時間もお金も掛かってしまう
・頭皮だけの施術では不十分(健康な身体がなければ、髪の毛は増えてこない)
・周り道をしている間に年齢は上がり、改善できなくなってしまう
と言うことになりかねません。
私たちレメディでは、あなたの自身の自然治癒力を引き出し、年齢に負けない若々しさを持続できるように、責任を持って施術に取り組みます。
自信を持って最善・最高の技術で尽くさせて頂きますので、是非一度レメディの育毛鍼をお試し頂ければと思います。あなたの来店を心からお待ちしております

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